本日は、「米国の電子渡航認証システム(ESTA)の導入」についてのご案内です。
米国政府より、電子渡航認証システム(ESTA)の導入について、
概要以下のとおりの発表がありました。
米国政府は、2008年8月1日以降、我が国を含む短期滞在査証免除対象国(欧州諸国
等27か国)の国民が米国に渡航しようとする場合、事前にインターネットを通じて、
渡航者の身分事項等に関する情報を米国当局に通報することにより、査証免除で渡航
できるか否かチェックを受けるシステム(電子渡航認証システム:Electronic Syste
m for Travel Authorization、以下「ESTA」。)を導入します。当面は、任意による
申請を勧奨されますが、2009年1月12日以降は、渡航の必要条件となることが予定され
ています。
ESTAは、一度認証されると2年間(ただし、2年以内にパスポートの期限が切れる場
合は、パスポートの有効期限日まで)有効となり、その期間内は何度でも米国への渡
航が可能です。ESTAの申請は、専用のウェブサイトhttp://esta.cbp.dhs.gov/ より行
い、回答は即座になされます。ESTA申請に関し、料金は無料です。仮に申請が拒否さ
れた場合は、最寄りの米国大使館・総領事館で査証申請を行う必要があります。ESTA
の上記ウェブサイトは、当面は英語版のみですが、2008年10月15日には各国語版が開
設される予定です。
米国へ渡航予定のある方は、できるだけ早めにESTAを取得するようお願いします。
2009年1月12日以降、ESTA取得が義務づけられた後は、渡航72時間前までにESTA申請
を行う必要があり、ESTAを取得していないと飛行機等への搭乗や入国を拒否されるこ
とがあります。
本件についての、詳細及び最新情報につきましては、米国大使館のウェブサイト(h
ttp://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-20080604-70.html )及び米国国土安全保障省の
ウェブサイト(http://www.dhs.gov/xnews/releases/pr_1212501117599.shtm )等で
ご確認ください。