ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外旅行、留学、駐在、ワーホリなどの
ロングステイと海外旅行の情報案内。
本日は、「グアムでの安全の手引き#2」についてのご案内です。
旅の計画や海外旅行保険、留学保険、駐在保険などの加入の際の現地情報把握のご参考にしていただき、くれぐれも現地での滞在にはご注意下さい。
※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省等へ著作権の確認と、
文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。
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【1.外出時の留意事項】
ア グアムにおける銃砲所持は許可制ですが、日本ほど銃の規制が厳しくありません。従って、グアムでは銃を用いる犯罪も少なくなく、実際日本人観光客が被害に遭う事件も発生しています。これら犯罪に使用される銃は、未登録銃(許可期限が切れているものを含む)や盗まれた銃が使用されることが多いようです。
日本とは違い、犯罪には銃が容易に使用される可能性があることを念頭に置いて下さい。
イ 多額の現金は持ち歩かない。旅券、グリーンカードなどは自宅の安全な場所に保管し持ち歩かない。旅券はコピーを持ち歩く方が安全です。高額の買物、支払いをされる場合には、デビットカードや小切手、クレジットカードの利用が便利です。
ウ 見ず知らずの者の自動車には安易に同乗しない。また、路上などで声を掛けられても不用意な応対をせず、不審と思ったら近くにいる人に助けを求める。
エ オプショナルツアーに参加する場合は、事前に送迎時間、送迎方法、行き先等について確実に聴取するとともに、送迎スタッフの身分を確認する。
オ 人通りの少ない場所や深夜、暗がり等での単独行動を避ける。
カ 派手な服装や装飾品などを慎み、目立たない行動をする。
【2.ひったくり・置引き対策】
ア 歩行中は背後から来る自動車やオートバイにバッグをひったくられないよう、できるだけ車道から離れる。また、車道側にはバッグを持たない。ショルダー・バッグは、たすき掛けで携行する。但し、ひったくられた際に身体を引きずられる恐れもあるので注意する。
イ ホテルや空港、ビーチでは所持品から目を離さない。このほか、ホテルや空港のカウンター等で手続をする際には、腕や脚で挟むよう習慣づける。
【3.車上狙い対策】
ア 乗車時には各ドアを施錠する他、短時間であっても駐車時の施錠を必ず行う。
イ 外から見える場所やトランク内に財布や旅券を入れたバッグ、ビデオ、カメラ等の貴重品はもとより、一切物を置かない。例えゴミ袋であっても貴重品と思われる恐れがあります。
ウ 暗がりや人通りの少ない場所に駐車しない。
エ 路上駐車はなるべく避け、所定の駐車場に駐車する。
オ 鍵のコピーを作られないよう注意する。
【4.性犯罪対策】
ア 人気のない場所には単独では近付かない。
イ 夜間は不要な外出は避ける。仮に外出する際には必ず複数で行動し、肌の露出した服装は避ける。
ウ 声を掛けられても気軽に会話をしたりせず、誘われても絶対付いて行かない。また、見ず知らずの者の車には絶対に同乗しない。
エ 部屋をノックされても、先ず覗き穴から相手を確認し、見知らぬ訪問者であれば、最初はドアを開けずに応対し、ドアを開ける場合でもチェーン錠を外さないように心掛ける。
オ 過度の飲酒は控える。
カ 待ち伏せ、尾行など身に危険を感じた場合には、ホテルやコンビニエンス・ストア、ガソリン・スタンドなどに逃げ込み、助けを求める。
【5.被害を受けた場合の対応】
発生する事件によって、その対応は異なりますが、ここでは二つの例を挙げて基本的な対処要領を例示します。
(1)窃盗被害
ア 被害箇所及び犯人の遺留物に手を触れることなく被害時の状態を保ち、警察に通報する。
イ 犯人を目撃した場合は、追尾するなどの行動は取らず、被害時の状況や犯人の特徴をできるだけ把握する。
ウ 自宅や自動車の鍵が盗まれた場合には、直ちに信頼できる業者に鍵の交換を依頼するなどして、二次的被害の防止に努める。
エ カード類が盗まれた場合には、直ちにその発行元に通報し、カードが使用出来ない様にする手続きを行う。
オ 旅券が盗まれた場合、グアム警察署又は交番にて盗難届を提出し、発行された盗難届受理証明書を持って総領事館で旅券再発給(早急に帰国の必要がある場合は渡航書)の申請を行う。
(2)暴行・傷害・強盗被害
上記(1)窃盗被害に列挙したもののほか、
ア 負傷者がいる場合は、直ちに救急車を要請する。
イ 目撃者がいる場合は、警察への協力を依頼する。