交通事情について

ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外旅行、留学、駐在、ワーホリなどのロングステイと海外渡航の情報案内。

本日は2015年9月現在、「交通事情」に関するご案内です。
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アメリカ/交通事情について

【一般的な交通事情】
交通事故による死亡者が増加しており、日本人が死亡する事故も複数発生しています。現地でレンタカー等の車を運転する際には、次の点に十分注意が必要です。なお、現地の交通事情に不慣れな旅行者がレンタカーを利用する場合、事故や事件に遭う可能性が高くなります。利用は慎重に検討してください。

【運転免許証について】
米国では、自動車運転免許は生活上の必需品とも言えるものです。条件は各州により異なり、また、度々変更がありますので、詳細は各交通局に最新の情報をご照会ください。

【交通事故について】
事故に遭ったら、まず以下のとおり対応してください。
1.相手のナンバープレートをメモする(相手が逃げた場合に備える)。可能であれば、デジタルカメラか携帯電話等で事故状況と共に写真に撮影しておく。
2.警察を呼び事故レポートを作成する。小規模な事故でも事故レポートが必要である旨を伝えて、警察に事故レポートの作成を依頼してください。
3.第三者の目撃者を確保する(友人、家族は裁判で証人にはなりません)。
人身事故の場合には、まず安全な場所へ移動し、負傷者がいれば止血等の応急措置を施すとともに「911」に電話をし、救急と警察に救助を求めてください。負傷者に対しては、負傷の程度がひどい場合、自分の判断で負傷者をむやみに動かさないようにしてください。なお、警察を呼んだ際に、頼みもしないのに救急車や牽引車がやってくることがあります。この場合は使わなければお金を払う必要がありませんので、必要がなければはっきりと断ってください(米国の救急車は日本とは異なり、民間会社が運営しているため、1回呼んで使用することによって、使用者が最低500 ドル程度の料金を支払わなければなりません)。
事故の相手方及び警察官に対しては感情的にならず、冷静に対応する(事件の事実関係だけを述べ、他には何も言わない)。一方的に謝罪したり、相手と口論したりすることで自分が不利な立場になることがあります。また、相手方が起こした事故でも相手が謝ってこない場合もありますが、相手の対応にむやみに怒らないようご注意ください。
警察官が事故現場に立ち会って調書を取る際には、「Information Exchange Form」という書類を当事者双方に書かせ交換させますので、これを必ず保管してください(保険会社への報告の際に必要となります)。なお、警察官によってはこの書類を出さないこともありますので、その際は警察官に書類を請求するようにしてください。
警察官が事故現場に立ち会わない場合には、当事者同士で連絡先等情報を交換します。この際、互いの免許証を交換して、相手の住所、氏名、電話番号、免許証番号、年齢を控えると共に、相手の車種、ナンバープレートや事故が発生した▽日時▽場所▽損害状況▽相手の保険会社名▽事故を目撃した証人の名前▽住所▽電話番号などを控える必要があります。相手方が一方的にこれらの情報を紙にして渡して来た場合、虚偽の報告をしている可能性もありますので、必ず相手方の免許証、社会保証カードやクレジットカード等を直接自分で確認・照合してください。事故後は、これらの情報を速やかに保険会社に連絡し、保険会社に示談交渉等を任せます。

【車を運転する場合の注意事項】
■現地の交通法規、道路標識、交通事情等を事前に十分調査する。自動車の運転に係る交通法規も州によって細かな違いがあるので、州をまたいでドライブする際は特に注意する。
■道路環境が良いので、自分では気付かないうちにスピードを出し過ぎていることがある。特に高速道路では注意が必要する。
■追い越し等無理な運転は避ける。日本と交通事情が違うので、日本以上に安全運転を心掛ける。
■シートベルトを着用していないと、事故が発生した場合、死亡事故となる可能性が非常に高くなる。シートベルトは必ず着用する。
■夜間は事情の分からない道路の運転は避ける。
■飲酒運転は絶対にしない。取締りも厳しい。
■車上狙いが多いので、路上駐車は避ける。駐車場は明るい場所を選び、車を離れる際はほんの数分と思ってもドアと窓は必ずロックして、外から見えるところにカバン等を放置しない。車に戻ったところを強盗に襲われる事件があるので、車に近付く前に周囲の状況を確認する。なお、高速道路上で故障した場合、安易に車を降りて道路に出ることは危険なので避ける。

新東京国際空港

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