生活情報 その1

本日はロングステイアドバイザーがご紹介致しますオーストラリア生活情報のご紹介。
第一弾は、留学などのロングステイ先として大変人気のあるオーストラリアの生活情報について。

【国名】
オーストラリア連邦 Australia

【首都】
キャンベラ

【面積】
769万2,024km2

【人口】
2,236万9,845人(2010年6月時点)

【人種】
オーストラリアの先住民はアボリジニやトレス海峡島の人々であり、少なくとも
4万年以上も前から住んでいるが、その後のヨーロッパなどからの移民により、
オーストラリア人には、200以上の異なる民族の出身者が含まれ、世界で最も文化的
に多様な民族となった。

【言語】
英語(家庭で英語以外の言語を用いるのは全人口の15.6%、310万人)
先住民であるアボリジニやトレス海峡の60言語を含む200以上の言語が存在する。

【宗教】
国教はなく、また、宗教による差別も法律により禁止されている。
キリスト教63.9%(カトリック25.8%、英国国教会18.7%が2大宗派)、
その他仏教(2.1%)、イスラム教(1.5%)、ヒンズー教(0.5%)、
ユダヤ教(0.4%)、無宗教(18.7%)等

【気候帯・気候】
南半球のため、日本と季節が逆になる。
北部 熱帯性、中部 砂漠性、亜熱帯性、南部 温帯性
ダーウィン、ケアンズ: 熱帯雨林性気候  (12月~3月は雨期)
アリス・スプリングス、ウルル(エアーズロック):砂漠性気候
ブリスベン、ゴールドコースト:亜熱帯性気候
シドニー、メルボルン、アデレード、パース:温帯性気候

【略史】
1770年 英国人探検家クックが現在のシドニー郊外、ボタニー湾に上陸、
英国領有宣言。

1788年 英国人フィリップ海軍大佐一行、シドニー湾付近に入植開始、
初代総督に就任。

1901年 豪州連邦成立(六つの英国植民地が憲法を制定。連邦制を採用)。
(現在6州2特別地域)

1942年 英国のウェストミンスター法受諾(英国議会から独立した立法機能
取得)。

1975年 連邦最高裁の英国枢密院への上訴権を放棄。

1986年 オーストラリア法制定(州最高裁の上訴権を放棄する等英国からの
司法上の完全独立を獲得)。

【基本政体】
立憲君主制

【元首】
英国女王。ただし、通常は連邦総督が王権を代行。

【主要産業】
不動産、流通、金融・保険、建設、通信

【一人当たりGDP】
48,951ドル [2008年]   JETRO

【消費者物価上昇率 】
3.1% [2008年] 年平均  JETRO

【通貨】
豪州ドル(A$) 単位:オーストラリア・ドル(A$)
A$1=100オーストラリア・セント

【紙幣】
A$5、10、20、50、100の5種類

【硬貨】
オーストラリア・セント5、10、20、50とA$1、2の6種類

【在留邦人数】
出所:外務省
総数66,371人 (長期滞在者 32,400人+ 永住者33,971人)2008年10月1日現在

【日本人観光客数】
http://www.jata-net.or.jpの「統計」を参照のこと 457,232人(2008年)
出典:日本旅行業協会

【二国間条約・取極】
http://www.jetro.go.jp/biz/world/oceania/au/invest_04/#2
1969年 査証取極
1970年 租税(所得)協定
2008年1月31日に日豪租税条約の改正に署名(所得に対する租税に関する二重課税
の回避及び脱税の防止のための条約/12月3日発効)

【日本との関係】
日本との貿易(百万ドル)

年    日本の    日本の      収支
輸出(A)    輸入(B)      (A-B)
2005年 12492.1    24609.1    ▲12117.0
2006年 12509.4    27947.2    ▲15437.8
2007年 14198.9    31161.3    ▲16962.4
2008年 17161.8     47280.2    ▲30118.4
2009年 12179.5     34779.9    ▲22600.4
備考:通関ベース
出所:財務省・通関統計

【日本の主要輸出品目およびシェア】
輸送用機器(50.6%)、鉱物性燃料(8.8%)、電子機器(7,1%)など
備考:2009年(通年)
出所:財務省「貿易統計」

【日本の主要輸入品目およびシェア】
鉱物性燃料(62.6%)、原料品(19.5%)、食料品(10.7%)
備考:2009年(通年)
出所:財務省「貿易統計」

【日本企業の投資額】
金額:31億500万豪ドル
備考:2007年、国際収支ベース、ネット、フロー
出所:財務省「貿易統計」

【日系企業進出状況】
シドニー日本商工会議所会員企業数【151社、2009/4現在】
メルボルン日本商工会議所会員企業数【85社、2009/4現在】
ゴールドコースト日本商工会議所会員企業数【19社、2009/4現在】
ブリスベン日本商工会議所会員企業数【34社、2009/4現在】
主な進出企業名:トヨタ自動車、双日、JTB、キリン、キヤノン、大日本印刷、
富士通など
備考:(2009年9月時点、ジェトロ調査)

【税制】
http://www.jetro.go.jp
http://www.ato.gov.au/individuals/

【法人税】
豪州で設立された現地法人は「所得税法」上の豪州居住会社とされ、全所得に
対して課税される(税率30%)。

【二国間租税条約】
日本との間で条約を発効済み(源泉税率は利子最大10%、配当金最大15%、
ロイヤルティー最大5%)

【その他税制】
個人所得税 最高税率45%、GST(財・サービス税)10%
個人所得税(最高税率45%) 2009年7月1日以降
税率(%):所得税敷居額(豪ドル)
0%     1 ~ 6,000
15%    6,001 ~ 35,000
30%   35,001~ 80,000
38%   80,001 ~ 180,000
45%   180,001 ~
(注)非居住者の場合、1~34,000豪ドルの課税所得に対する税率は29%

個人所得税(最高税率45%) 2008年7月1日以降
税率(%):所得税敷居額(豪ドル)
0%     1 ~ 6,000
15%   6,001 ~ 34,000
30%   34,001 ~ 80,000
40%   80,001 ~ 180,000
45%   180,001 ~
(注)非居住者の場合、1~34,000豪ドルの課税所得に対する税率は29%
・GST(財・サービス税:税率10%

一部の基礎的食料品を除くほぼすべての財・サービスに関して課税される。
2000年7月1日より、卸売上税(Wholesale Tax)に替わって導入された。
・州税として、給与税、土地税、印紙税等がある。
参考ウェブサイト:
http://www.ato.gov.au/individuals/

次回もオーストラリアの生活情報についてのご案内です。

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