旅行中、罹りやすい病気

今日は、旅行中罹りやすい病気について。

●「感染症」
 疲れなどから身体の抵抗力が低下すると風邪を引きやすくなったり、
 伝染病や風土病に罹りやすくなります。
 風邪薬を飲んでも良くならない場合や、
 高熱等の全身の激しい症状がある場合は、
 早めに医者に診てもらいましょう。

●「下痢」
 水、食事が変わったことにより、あるいはストレスなどからも
 下痢の症状が起こります。胃腸薬を飲んでも症状が変わらない場合は、
 早めに医者に診てもらいましょう。

●「中高年の方が罹りやすい病気」
 海外旅行をされる中高年の方が増えていますが、旅行中に体調を崩したり、
 脳梗塞・脳出血・心筋梗塞などの病気ににかかる方も少なくありません。
 航空機に長時間乗るだけでも疲れるものですが、時差、環境の変化など、
 旅行中に体調を崩す要因は沢山あります。
 まずは、旅行日程に無理がないことは一番ですが、高血圧・高脂血症
 糖尿病の持病のある方は、心臓発作(心筋梗塞)や脳卒中のリスクが
 高くなるといわれています。旅行前に主治医の診察を受け、旅行中も
 指示通りに薬を服用してください。

●「鳥インフルエンザ」
 日本を始め、世界各地で高病原性鳥インフルエンザが流行しており、
 このウィルスに人が感染して死亡する例も増加しております。
 人への感染は鳥インフルエンザに感染した家禽(鶏など)との接触
 を通じておこります。感染すると、発熱、気管支炎、下痢などの症状
 がみられ、1週間以内に肺炎を起こし、50%近くが死亡すると
 いわれております。予防法は、家禽との接触を避け、うがい、手洗いを
 励行する事です!旅先では鶏肉や生きたニワトリ、アヒルを売っているような
 市場には近寄らないほうがいいでしょう。

厚生労働省 鳥インフルエンザに関する情報
国立感染症研究所感染症情報センター

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