英文診断書の作成

本日も国立国際医療センター渡航者健康管理室で説明がされている、
「英文診断書」の作成についての案内。

【英文診断書の作成1】

海外渡航の際に、国によっては英文診断書が必要な場合があります。

●長期滞在 や永住 する場合に必要な健康診断書
●入国 の際に必要な証明書(感染症にかかっていないことの証明書 など)
●留学 の際に必要な証明書(予防接種証明書、抗体検査証明書 など)

特に要求していない場合でも

●慢性疾患をお持ちの方
●過去に大きな病気をされた方
●高齢者の方
●治療目的で渡航される方
●薬剤や医療器具を持って行かれる方
などは英文診断書を携帯するべきです。

機内や渡航先で予期しない事態が生じた時や、
現地で医療機関にかかる時に、
身を守るパスポートのような存在になるはずです。

【英文診断書の作成2】

入国の際に必要な英文診断書類は、当センターで発行いたしますが、
現在治療を受けられている方は、原則的にご自身の主治医や、
かかりつけ医に発行してもらうようにして下さい。
何らかの事情で不可能な場合には相談に応じます。

ご予約の際に、必要な英文診断書の内容をお知らせ下さい。
すでに用意されている場合には、FAXなどでお送りいただくと助かります。
診断書作成に必要な検査、要求されている項目がおわかりの方はお知らせ下さい。
不明な場合は、説明書などをあらかじめお送りいただいても結構です。

留学などで予防接種証明書をご希望の方は、受診時に母子手帳など、
過去の予防接種歴が証明できるものをご持参下さい。
記録がない場合、要求されている予防接種を全て受けていただくことに
なることがあります。

内容によっては作成までに少々お時間をいただきます。
お急ぎの方はお知らせ下さい。可能な限りご希望に応じます。

予約は、月~金曜日の10:00~15:30にお取り下さい。
文書料は、和文¥3,000、英文¥6,000です。

感染症予防対策

p11

説明にもあるように、ご自身の「身体の記録」ですから、
パスポートと同じぐらいに大切ですね。
長期で渡航される方は、必ず作成が必要ですね。