※この記事は、2023年11月17日時点の情報を掲載しています。現在は変更となっている可能性がありますので、ご注意下さい。
イスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突に伴う海外旅行保険等の取扱いについて
2023年10月7日(現地時間)、パレスチナ武装勢力(ハマス及びイスラム聖戦(PIJ))が、イスラエルに向けてロケット弾を多数発射し、大規模攻撃を行いました。イスラエルは報復としてハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザ地区に爆撃を続け、双方に多くの犠牲者が出ています。
<参考>外務省の海外安全ホームページ(以下URL)を確認してください。
URL:https://www.anzen.mofa.go.jp
イスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突に関する海外旅行保険等の取扱いについて、以下に記載の内容についてご確認ください。
1.既契約の取扱い
2023年11月17日時点での既契約に対する有無責・免責および責任期間の自動延長に関する取扱いは下表のとおりです。なお、今回の衝突は各約款・特約に規定する「戦争」に該当します。
保険種類 | 保険金のお支払い | 責任期間の自動延長 |
海外旅行総合保険 | 免責 「戦争」は各約款・特約の「保険金を支払わない場合」に該当するため、今回の衝突によってケガをした場合等については、保険金のお支払い対象になりません。 |
「戦争」は責任期間を自動延長する事由に該当しませんが、被保険者が搭乗しているまたは搭乗予定の交通機関が、遅延または欠航・運休した場合等については、72時間(旅行事故対費用保険は24時間)を限度として、保険責任の終期は自動延長されます。 また、空港、港または国境が閉鎖された結果、被保険者がそれらの所在する国を容易に出国できない状態になった場合等は当社が妥当と認める時間まで延長されます。(旅行事故対策費用保険、旅行特別補償保険を除きます。) |
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【off!】企業パッケージ |
2.新規契約の取扱い
お引受けに関しては、現時点では制限を行いませんが、海外安全ホームページ(外務省)において、「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」とされた地域へ渡航する場合は、お引受に事前申請が必要になります。