【新型コロナウイルス】感染症を補償する保険の商品改定について

「新型コロナウイルス感染症」に関する対応について
~感染症を補償する保険の 商品改定のご案内~

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さまおよび関係者の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
このたび、損害保険ジャパン株式会社(社長:西澤 敬二、以下「損保ジャパン」) は、新型 コロナウイルスの感染による影響が全国規模で拡大を続けていることをふまえ、当局認可等の 諸手続きを前提として、特定感染症を補償する各種商品を対象に、以下のとおり商品改定を 近日中に実施する予定です。

1.背景

特定感染症を補償する当社商品の多くは、新型コロナウイルス感染症が補償の対象外になっています。新型コロナウイルス感染症は、現在「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に 関する法律」における「指定感染症」に位置づけられていますが、将来、保険の補償対象となる一類から三類感染症のいずれかに指定される見通しです。保険の補償対象化を望むお客さまの声が高まっていることもふまえ、新型コロナウイルス感染症を補償対象とするための商品改定を 実施する予定です。

2.個人のお客さま向け商品

(1)【傷害保険等】特定感染症危険補償特約の補償拡大

・傷害保険(傷害総合保険、積立傷害保険、普通傷害保険、家族傷害保険、くらしの安心保険等)で特定感染症危険補償特約をセットしている全契約に、新特約「指定感染症追加補償特約(特定感染症用)」を追加保険料なしで自動セットします。
・これにより、2020年2月1日に遡及して指定感染症と定められた新型コロナウイルス感染症を補償の対象に含めます。
※特定感染症危険補償特約は感染症法上の一類から三類感染症に該当する感染症を補償する特約であるため、「指定感染症」である新型コロナウイルス感染症感染は、従来、補償の対象外となっていました。
※特定感染症危険補償特約をセットしていない契約は、補償の対象外です。
※医師賠償責任保険の医療施設特約条項にオプションでセットする特定感染症を対象とする傷害補償についても、指定感染症追加補償特約の自動セット対象契約に含めます。

(2)【海外旅行保険】補償拡大

・新型コロナウイルス感染症の潜伏期間や医療機関受診の実態を踏まえ、保険期間の終了(旅行からの帰宅等)後に治療開始した場合の補償対象を、保険期間終了後72時間から30日以内に変更します。
・本改定は、海外旅行保険(新・海外旅行保険【off!】、海外旅行総合保険等に新特約「指定感染症追加補償特約」を追加保険料なしで自動セットして実施し、2020年2月1日に遡及して補償の対象とします。

(3)【企業分野火災保険および新種保険】感染症発生を原因とする休業した場合等の費用等を補償する特約の新設

・企業分野火災保険および新種保険(注1)の食中毒・感染症を原因とする利益損失・費用等を補償する契約(注2)について、新型コロナウイルス感染症の発生が原因で生じる消毒・隔離の費用等を定額(20万円)でお支払いします。
・新設する特約は対象となる契約に自動セットされますが、補償の拡大に伴う追加保険料はございません。
・なお、2020年2月1日まで遡及して適用し、2月1日から一定期間内に発生した事故を補償する予定です。  
(注1)企業総合補償保険、店舗総合保険、店舗休業保険、企業総合保険、テナント総合保険、賠償責任保険および事業活動総合保険
(注2)個別特約付帯により、食中毒・感染症を原因とする利益損失・費用等を補償する契約を含みます。

 

詳細は認可取得後、5月1日を目途にあらためてご案内します。

海